隻眼の少女(麻耶雄嵩)感想
取っ付きやすさ:
トリック:
ストーリー:
麻耶雄嵩著『隻眼の少女』を読了。
刊行がスマホが流行り始めた2010年の作品と言うこともあり、表紙が結構近代的で(な気がする)、割と取っつきやすそうなイメージを持っていたが、期待通り読みやすい作品だった。
2010は自分はまだ大学生。年取ったなあ。
[show_book_information isbn=9784167838461]
作品紹介
2011年度に日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞している作品。
やっぱり時代が新しめだからか、けっこう登場人物のキャラクター性が強く、特に探偵役である御陵みかげはインパクト大で覚えやすい。
観光当時、時代的にかなりラノベが流行っていた時代だったので、その流れを組んで美少女探偵というキャラクタを生み出したのかも。知らんけど。
感想(少しネタバレあり)
先に書いてしまったけれど、とにかくキャラクタの個性が強い作品。このキャラクタを好きになれるかどうかでだいぶ作品の評価が変わってくるのではないかと思う。探偵役に若い女の子を使ったのは近代的というかなんというか。
加えて文体も比較的柔らかいため、ミステリを手に取ったことの無い人の入り口には持ってこいなのではと感じた。
ミステリとしては、好きな人間から見ればあれこれ気になる所があったりはしたのは事実としてあるが、ストーリーは面白いし、ラストの展開にしてもそこまでの物語を楽しめている人にとってはなかなか衝撃的。満足感はあると思う。
また、見どころの一つとして、ある人物が非常に心に響く罵倒を言い放ってくれるという点を挙げておく。いや挙げない方が良いのか?まあいっか。
個人的には結構刺さる(?)作品だった。