ロートレック荘事件(筒井康隆)感想
作品紹介
ロートレック荘事件は、「時をかける少女」で有名な筒井康隆氏のミステリ作品だ。元々SF作家として有名であり、ミステリ畑では多くの作品を書いている訳ではないものの、多くの人が本作「ロートレック荘事件」を秀逸なミステリとして評価していたりする。
面白い作品を作れる人はどんなジャンルでもいけてしまうのか!?
感想(少しネタバレあり)
事故で体が成長しなくなった(下半身が不自由になった)男と、その原因となった男。加害者となってしまった男は、自分の過ちが奪った、友人の「支え」となる決心をし、現在まで交流が続いている、と言う。
その回想後、二人と共通の友人である工藤は、事件の舞台となるロートレック荘に出向くことになる。
……と軽くストーリーの概要を書いたものの、上記の解釈はこの作品を楽しむ上では間違っている。
プロローグ、次章を読んだ時点で、概要を自分の中でまとめて、上記のようになったらのであれば、その人はこの作品を心から楽しむ事は出来ないのかも知れない。
まあそれはさておき、この作品の本当の見どころは、男二人の友情、綻び、そして悲劇にある。
プロロー