やまぐろ

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業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。 ブログでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたり、エンジニアっぽくプログラムの話や業界の話をしたりしています。 他にも個人開発者として、自作ツール、自作WEBサービスを公開中です。

花の鎖(湊かなえ)感想

複数の視点で登場人物たちの繋がりを描いた青春系ミステリー。 「雪月花」を一文字ずつ冠したキャラクタの関係が終章に向かうに連れ徐々に明らかになってくる構成となっており、最終章でがっちりとストーリーが繋がると表題『花の鎖』の意味も分かるはず。 個人的には、驚きを味わうより、作中の風景やキャラクタたちのやりとりを味わって欲しい。もっと言えば、いっそミステリーという単語を頭から消して青春小説として読んで欲しい一冊。 読後、誰かと食事をしたり旅に出たりしたくなること請け合い。 花の鎖【電子書籍】[ 湊かなえ ] ショップ: 楽天Kobo電子書籍ストア ¥730 ※価格やショップ情報は楽天のものです 楽天で見る Amazonで探す
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AMP対応って1ページに1画像ファイルが前提なの?

当サイトはWordpressで作成しています。本日なんとなくAMP化してみたいなあと思い、AMP化プラグイン「AMP for WordPress」を導入してみました。その後 AMPテストページ : https://search.google.com/test/amp から導入結果を見たところ、こんなエラーが発生。 なんかよく知らんけど、”image ” がなくて怒られてるっぽい。だがしかし、そのimageがなにを指してるかわからぬ、ってことで、ここ Google検索セントラル : https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/article を見てみると、 image:すべてのページに画像を少なくとも 1 つ含める必要があります(マークアップを含めるかどうかは問わない)。Google は、アスペクト比と解像度に基づいて、検索結果に表示する最適な画像を選択します。 との記載が。どうやらやはりAMP化する上での必須プ
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月光ゲーム Yの悲劇'88(有栖川有栖)感想

登場人物がめっちゃ多いクローズドサークル。著者の学生アリスシリーズ一作目。すごく読みやすいんだけど、登場人物を把握するのが大変でページを進んだり戻ったりする羽目に。。 まあでも面白いのは間違いない。 感想(少しネタバレあり) この『月光ゲーム』はとにかく各キャラクタの事件に対する意見がよく飛び交い、読者の持っている考えを二転三転させてくれたように思う。 主人公が所属する推理研究会のメンバーたちは海外の大物作家が用いたロジックを引用して語ったりするわ、やたら詳細なミステリ談義もするわで、とにかく説得力が強いメンバーたち。 今作では他の大学と一緒に事件に巻き込まれているので、その手のネタには詳しくない人物が寧ろ多いのだが、臆すること無く自分の意見をぶつけていていく。 様々な角度から推理が行われ、これがエキサイティングで面白い。 誰の考察においてもある程度納得してしまう部分があるので、読者の考えも行ったりきたりしてしまうわけだ。 10人を超える大人数で和気藹々と、それこそ学生らしい楽しみ方をしていた彼らに起きる悲劇。 小説として面白いのはもちろんのこと、
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殺しの双曲線(西村京太郎)感想

2つの事件が並行で語られていく作品。読んでいるうちに、双方がどう交わっていくのかと先が気になってしまう。 2つの事件で描かれ方が異なる(雰囲気的な)のも面白い。 しょっぱなでメイントリックを著者自ら明かしているのも作品に対する自信の表れに違いない。 新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫) [ 西村 京太郎 ] ショップ: 楽天ブックス ¥968 ※価格やショップ情報は楽天のものです 楽天で見る Amazonで探す
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本陣殺人事件(横溝正史)感想

和室での密室事件という難しいことをやってのけた作品。 この作品には表題作の他に「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の二作を収録しており、三作品併せてのページ数は大体400pほど。 その中の約半分ほどが「本陣殺人事件」である。 感想(少しネタバレあり) この本陣殺人事件は、舞台となっている本陣の末裔の屋敷、屋敷にある日本特有のアイテム、そして犯行の動機まで一貫して日本らしさが現われている作品だと思う。 この作品の面白さはなんと言っても日本家屋特有のアイテムを駆使したトリックにある。 いくつもの道具を何重に張り巡らせて出来上がった仕掛け、これを一つ一つデモンストレーションしながら解いていくシーンは、目の前で解答を提示された登場人物たちと同様に読者も唖然とするに違いない。 著者の密室殺人に対するこだわりがひしひしと感じられる印象的な場面であった。 またこの事件の犯人は、非常に細かい配慮のもと、わざわざ仕掛けの実験まで行った上で犯行に及んでいる。 この犯人の人となりが、本作では非常に良く描かれていたと思う。 緻密に計算されたこの事件は、犯人が驚くほど切れ
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アリス殺し(小林泰三)感想

著者の〈メルヘン殺し〉シリーズの1作目。 この作品の最大の特徴であり、最大の「壁」でもあるのが、登場人物たちの**クセが強い会話シーン。 「え、さっきそれ言ったよね?」 「なんで話が1ミリも前に進まないの?」 読んでいて、正直イラッとする人も一定数いるだろう。 しかし、普段からラノベの軽快なテンポに慣れている人なら、案外スッと入れるはず。 見方によってはこのクセが強い文体こそ、本作の会話は単なるキャラ立ちではなく、「読者の論理的思考を麻痺させるためのトラップ」と捉えられる気もする。 メルヘンの皮を被った、あまりに冷徹で美しい本格ミステリ。不思議な世界観を是非。 アリス殺し (創元推理文庫) [ 小林 泰三 ] ショップ: 楽天ブックス ¥814 ※価格やショップ情報は楽天のものです 楽天で見る Amazonで探す
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人形はなぜ殺される(高木彬光)感想

綺麗に決まるトリックと妖しい雰囲気が楽しい本格ミステリー。 殺人が行われる前に必ず「人形を殺す」ことによって犯行予告をするという、一見不可解で狂気じみた行動も最後まで読めば納得。無意味な暗示なんて本作においてはどこにも存在しなく、それがとても美しい。 あっと驚く意外性がある作品も面白いが、やはりミステリーの醍醐味は犯人の推測でありトリックの解明だ。そして本書ならこのミステリーの醍醐味が思う存分味わえる。 時間がある時にじっくり読んで、犯人当てを楽しんで欲しい一冊だ。 人形はなぜ殺される 高木彬光コレクション (光文社文庫 たー4-36) [ 高木 彬光 ] ショップ: 楽天ブックス ¥968 ※価格やショップ情報は楽天のものです 楽天で見る Amazonで探す
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