黒いトランク(鮎川哲也)感想
取っ付きやすさ:
トリック:
ストーリー:
作品紹介
りら荘事件の著者である鮎川哲也の長編作品の一つ。
アリバイ崩しが得意な鬼貫警部を主人公としたシリーズ作品となっている。
自分はよく作品を選ぶ際に東西ミステリーベスト100(2013年刊行)という書籍を参考にしていて、そこの国内編ランキングで11/102位。名作や!
[show_book_information isbn=9784488403034]
感想(少しネタバレあり)
著者の代表作「りら荘事件』を読んだ際に見事なハウダニットに感嘆したものだが、この『黒いトランク』も同様にどのように犯行が行われたかに焦点を当てた作品になっている。
読者が混乱すること必須の複雑さの上に成り立った事件の真相は思わず「すげぇ…!」と呟いてしまうくらい。
この作品の肝は表題にある二つの黒いトランクの入れ替わりにあるのだが、このトランクの動きが本当に複雑だ。
当然の如く、真相は一つしかないし、終わってみれば些細な盲点を突いただけと言えるのかも知れない