なぜプロジェクターは買っても使わなくなるのか

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コロナ禍で休日家にこもる事が多くなった。

とは言え、別にそれ自体はネガティブではない。

昔と比べてインターネットが普及した事もあり、本屋に行かなくても漫画や小説などの書籍が閲覧できるし、ゲームもダウンロード購入できるし、映像も簡単に見れるので、家に居ながら充実した休日を過ごせる。

てな訳で、自分は自宅のIoT化を進めたり、家電などの設備をアップデートしたりとコロナ禍をきっかけにモノを購入する事が多くなった。

買ったものの中には良かったモノもあるし、逆にイマイチだったものもある。

今回はイマイチだったものの中から、プロジェクターについて思うことを述べたい。

目次

映像を見るという点については最強

当たり前かも知れないけど、100インチの映像を家で見ることが出来るのはめっちゃ凄い。

テレビやタブレットとは比べものにならない没入感が味わえる。部屋を真っ暗にしてポップコーンを用意すれば、もう自宅が映画館みたいになる。

場合によっては天井に映す事もできるし、色々な楽しみ方ができる。映像だけで満足できず、音響にもこだろっかなとなったら完全に沼。

やはりプロジェクター魅力的なアイテムではある。

じゃあ何で使わなくなるのか

すぐに見れない

セッティングが面倒。これに尽きる。逆にこれが障害にならない場合は、プロジェクターは良いアイテムになると思う。

プロジェクターをスクリーンの前にセットして、ピントを微調整して、配線して、電気を消して~みたいに、映像視聴までの手間が地味に面倒くさい。

ゆうて2分とかで出来るものの、タブレットなら映像視聴まで数秒あれば行けてしまうことを考えると、充分に障害になる。

また、セッティングが面倒くさいと言うことは、片付けも面倒くさいという事だ。

結局、映像視聴のクオリティーと手軽さを天秤にかけると、手軽さを選んでしまうのが人間の本質なのかも知れない。

ライバルのTVが強すぎ

正直なところ50インチくらいのTVであれば、プロジェクターを利用して映像を見るのとほとんど変わらないと感じる。充分デカい。

なんならTVであればプロジェクターより手早く利用できるし、機能的な面も強い。

結局のところTVが強すぎて、プロジェクターの出番が少なくなるってのはあると思う。

悪いのはプロジェクターじゃなくて人間

インターネットの普及により、ベッドから動かなくてもエアコンをオンオフできるし、電気の操作もできる。もう動かなくていい。

生活が楽になりすぎた余り、ちょっとの手間ですら看過できなくなってしまっている。

家がもうちょっと広くて、プロジェクターで映像見る専用の部屋とか用意出来れば快適になりそうだけど、そもそも引っ越しが面倒くさい。むり。

日本人は働き過ぎとか言われるけど、休日はどうなんだろうか。

自分は幸いなことに週休2日制をしっかり守れているが、だいたい土曜日はなんもせずにベッドで寝たきりみたいになってるし、何だかんだで縛られていた方が真っ当になるんじゃないかと思ったりもする。

結局、プロジェクターという道具を上手く利用出来ないのは自分のせいかも知れない。

最後に

プロジェクターはちゃんと使えればめっちゃ良いけど、多分だいたいの人はすぐ使わなくなるよ!

そんな事情もあるので、中古で買っても結構状態は良かったりするよ!

万人に勧められるアイテムではないと思っているけど、利用した時の満足感は素晴らしい。

スクリーンがあるかどうかで全然違うから、プロジェクターを購入するならスクリーンは絶対購入すべき。最低でも一度は感動出来るはず。

やまぐろ
システムエンジニア
SESで業務アプリケーション開発、エンドユーザ向け機能などの開発に携わっている文系(経営学)卒エンジニア。
当サイトでは読書記録を残したり、ガジェットのレビューをしたりしています。
たまにエンジニアっぽい記事を書いたりすることも。
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