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いいねボタンをアップデートしてみた
以前ブログにいいねボタンを実装してみたで導入したいいねボタンを最新化してみました。
なぜ最新化したのか
比較的雑なスタート
もともと、いいねボタンは個別の記事ページのみに配置する想定で実装していました。んで、いいね数を取得するのも、更新するのも個別のpost IDをパラメータする形となっており、まあパラメータ同じだったら、参照&更新を同一APIにしちゃっていいか!という組み方にしました。
一覧にも表示したくなる
しかし、結局あれこれやっているうちにTOPページなどにも記事ごとのいいね数を表示したくなってしまいました。この際、もともとのエンドポイントを利用しようとすると、記事数分のリクエストを投げなければいけなくなってしまい、結果無駄な通信が多く発生してしまうことになります。
パフォーマンス面の悪影響もそうですが、コスト的にもworkersの無料枠はリクエスト数に基づいて決まっているため、なるべく不要なリクエストが発生しないようにするべきです。
なので、今回この辺りをメンテナンスすることにしました。
修正方針について
まずは修正方針を検討していきま
Ghostのアップデート手順
Wordpressと違ってGUIからの更新ができないため、定期的に自分で更新してあげる必要があります。そういえば最近更新していなかったため、ここに情報を残しつつ更新することにしました。
アップデートの手順
1.Ghost CLIを最新化
まずはGhostを管理するCLIツール自体を最新にアップデート。
sudo npm install -g ghost-cli@latest
うまくいったら↓のログが出る!
2.Ghostのディレクトリに移動
Ghostがインストールされているディレクトリ(例: /var/www/ghost など)に移動。
cd /var/www/ghost
3.念のためバックアップ 任意
万が一途中でコケたときのために、現在のデータや設定のバックアップをエクスポートしておく。
別の手段でバックアップしているならやんなくてもOK。
ghost backup
4.アップデートを実行
以下のコマンドを実行すると、最新バージョンへのアップデートが始まる。
ghost update
こんな感じでバ
カロリミット生活始めました
40歳が着々と近づいてきているということでだんだん体の事が気になってきました。特に食生活の部分はこれまでのようには行かなくなっているのを感じており、昔と比べて油ものがキツくなってきたり、量も食べれなくなってきたりと年齢をひしひしと感じている次第。
食後の眠気がすごい
筆者はもともと小食で朝はプロテインのみ、昼もおにぎりとプロテインみたいな感じの生活をしています。これだけだとエネルギー不足なので夜は頑張って食べるようにしていますが、この夜が鬼門なんですよね。
日中はそこまで食べていないので眠くもならないんですが、夜しっかり食べるとそれだけで眠くなることが増えてきており、ちょっとベッドに移動したらそのまま寝落ちして次の日を迎えるみたいな感じ。平日にこれをやってしまうとマジで仕事して寝るだけになってしまうので、なんとしても改善したい。。そんな悩みからたどり着いたのがカロリミットでした。
カロリミットってなに?
ファンケルから出てる老舗のサプリメントで「食事の糖や脂肪の吸収を抑える」機能がある機能性表示食品です。巷ではダイエットに効く、みたいな商品として有名だったりします
Feedly→inoreaderの移行方法
GoogleがRSSリーダーを閉鎖してからもう十数年経ちました。しかしGoogleはリーダーを作らなくなったとはいえ、RSS及びリーダーはまだまだ現役です。なんならAI時代になったことにより、情報の入力口としての活用方法が増えているような気もしますね。
では早速、Feedly→inoreaderの移行方法を見ていきましょう。
移行方法
ざっくりいうと、OPMLファイルをインポート、エクスポートするだけ。今回はFeedly→inoreaderの移行ですが、OPML自体が共通規格なので逆方向の移行もできるはず。
OPMLファイルのエクスポート(Feedly)
Feedlyにログイン後、以下のURLにアクセスしOPMLファイルをエクスポートします。「Download your Feedly OPML」をクリックするだけでOKです。
https://feedly.com/i/opml
OPMLファイルのインポート(inoreader)
inoreaderにログイン後左サイドバーの「Add Feed」→「フィードのインポート」に進み、さきほどエクスポートし
Amazon QにAWSの使用料を分析してもらった
このブログはAmazon LightsailというAWSのVPSを利用して動かしています。LightsailはAWSのサービスとしてはコスト管理がしやすく、比較的月額使用料が安定するものの、他のレンタルサーバーみたいに分かりやすく固定料金ではないですし、場合によっては不自然に高額になる可能性も秘めているため、これを運用する人間はそこそこ気をつかってコストと向き合っているはずです。
今日はそんなAWS運用者に役に立つであろう、Amazon Qによる分析を試していきたいと思います。
コスト管理開いたら、なんかいるやつ
実はいままで全然使ったことなかったんですが、↓の左側ペインにいるやつがAmazon Qですね。右側に開かれているのがいつものやつです。
さっそく使ってみる
試しに、
「2026年の月別コストを確認し、大幅な変動があったタイミングと原因を分析してください」
と投げてみます。
分析対象のデータが多いのでちょっと時間はかかりますが、それでも数十秒くらいで結果が出力されました。右側には分析結果をグラフにしたもの、左にはよく見るAIチャットのような解
縦書き画像をSNSに投稿できるWEBツールを作った
どうも、やまぐろです。
ひととおり週次タスク(家事)も終わって時間ができたので、なんか作るかーって感じで「縦書き画像ジェネレーター」が誕生しました。↓
https://iris-on-tools.net/vertical-text-generator/
外観とか
恐らく解説がなくても使えるような感じになっていると思います。SNS投稿ボタンの挙動がちょっとクセありますが、間に説明挟んだので大丈夫なはず。。
なぜ縦書きツールを作ったのか
入口は季節感
なんか季節感あるやつを作りたいなーって思いたち、そういえば七夕が近いなーとなりました。なのでもともとはSNS投稿用の短冊ジェネレータとして構想したものです。5分くらいの構想ですがw
そこから縦書きが合うような短歌や詩なども画像化できたらいいなあと思い、テンプレートが増えていった感じです。
なんとなく今後も拡張できそう
そもそもツール群として動かしているサイトの一部のコンテンツになるので、一度作ったらあんまりアップデートしない想定ではあるんですが、これについては季節感がスタートなので今後も拡張できる
ITニュース
2026/7/20 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
AI・開発効率化
古いMacがAI開発の超戦力に!Claude Code専用機で生産性UP
余っているMacをAI開発用エージェント環境として活用する画期的な方法が紹介されています。SSH、tmux、LaunchAgentを駆使し、権限をフル解放したClaude Code専用マシンを構築することで、開発効率を大幅に向上させることが可能です。
* ここがポイント:
* 古いハードウェアでもAI開発に特化させることで、新たな価値を生み出せる点が注目されます。既存リソースの有効活用は、コスト削減と生産性向上に直結します。
* Claude CodeのようなAIツールと開発環境を密に連携させることで、コード生成やデバッグ作業の自動化・高速化が期待でき、開発者の負担軽減と品質向上が見込まれます。
* 参照元:TechFeed - 【海外記事紹介】余ったMacをClaude Code専用の「何でもやらせるマシン」にする
E2Eテスト
2026/7/19 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
ウェブセキュリティ
WordPressに緊急脆弱性!いますぐ対応を
世界中で広く利用されているCMS「WordPress」において、深刻度「緊急」の脆弱性「wp2shell」が発見されました。この脆弱性は、攻撃者が任意のコードを実行できる可能性があり、ウェブサイトの乗っ取りやデータ漏洩といった重大な被害につながる恐れがあります。
* ここがポイント:この脆弱性は、WordPressを狙う攻撃にとって非常に強力な手段となり得ます。サイト運営者は、セキュリティアップデートの迅速な適用と、不審なプラグインやテーマの利用停止が求められます。
* ここがポイント:脆弱性の詳細が公開されているため、攻撃リスクが高い状態です。使用中のWordPressバージョンを確認し、公式からの情報に基づいて早急な対策を講じることが不可欠です。
* 参照元:GMO Flatt Security Blog - WordPressの深刻度「緊急」脆弱性 wp2shell の概要と対応
2026/7/18 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
AI・社会インパクト
戦場を変えるAIドローン、兵士の生存時間激減
米CIAの分析によると、ウクライナの戦場に投入されたロシア兵の生存時間がAI搭載ドローンの進化により大幅に短縮されていることが判明しました。AIが標的認識や攻撃を効率化し、戦況に大きな影響を与えています。
* ここがポイント:
* AIの軍事転用が現実のものとなり、戦場の様相を劇的に変化させていることが示されています。倫理的な議論は避けられないでしょう。
* AIによる精密なターゲティングと自律的な運用が、従来の兵器体系や戦略に大きな再考を促しています。
* 参照元:FNNプライムオンライン - 戦場投入のロシア兵、生存時間はわずか20~30分か アメリカCIAが分析 ウクライナAIドローン進化で
AI開発・運用
AI検証の新常識?「敵対的検証」が精度を高める
AIの性能評価において、人間が「レビューして」と指示するだけでは不十分であり、AIが
2026/7/17 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
インフラ障害・対策
AWS CloudFrontで大規模障害発生、サービスに広範な影響
7月16日、Amazon Web Services(AWS)のコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)サービス「CloudFront」が世界規模で不調に陥り、日本のPayPay、note、ニコニコ生放送といった多くの主要オンラインサービスに接続障害が発生しました。利用者の多いサービスが一時的に利用できなくなる事態となりました。
* ここがポイント:クラウドインフラ、特にCDNの障害が、広範囲なサービスの停止に直結する脆弱性を露呈しました。これは、クラウド依存度が高まる現代において、シングルポイント障害のリスク管理の重要性を改めて浮き彫りにしています。
* ここがポイント:企業はクラウドサービスの安定性を過信せず、障害発生時の迅速な情報開示体制の構築に加え、複数クラウドの利用や代替策の準備など、より強固な事業継続計画(BCP)対策を検討する必要があるでしょう。
*
2026/7/16 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
Webサービス動向
X、全コードを例外なくOSS化へ!透明性と信頼の新時代か
イーロン・マスク氏が、X(旧Twitter)の全コードをオープンソース化すると発表しました。本番環境のコードとの一致も第三者機関が検証する予定とのことです。これはプラットフォームの透明性を高め、ユーザーの信頼回復を目指す重要な一歩となりそうです。
* ここがポイント:
* コードの公開は、セキュリティ脆弱性の発見や新機能の開発をコミュニティに委ねることで、サービスの品質向上に繋がる可能性があります。
* 第三者検証は、公開コードと実際に稼働しているシステムが同一であると保証することで、企業への信頼性を大きく向上させる試みです。
* 参照元:ITmedia News - マスク氏「Xの全コードを例外なくオープンソース化」 本番環境との一致も第三者が検証へ
XR・Apple最新情報
Apple Vision Pro、日本上陸間近!WWDCで新
2026/7/15 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
働き方・ビジネス戦略
GMOが在宅勤務を廃止した理由とは?生産性低下への危機感
GMOインターネットグループの熊谷代表が、在宅勤務を原則廃止した理由について詳細を説明しました。在宅勤務によるコミュニケーションロスやタイピング数の減少など、具体的な生産性へのマイナス影響を指摘しています。
* ここがポイント:コロナ禍を経て導入された在宅勤務のメリットとデメリットが改めて議論されるきっかけとなり、多くの企業がハイブリッドワークやオフィス回帰の最適解を模索する動きに影響を与える可能性があります。
* ここがポイント:従業員の生産性やエンゲージメント維持のためには、働く場所だけでなく、効果的なコミュニケーション設計や目標管理の重要性が再認識されることになります。
* 参照元:CNET Japan - GMO熊谷氏、在宅勤務廃止の理由説明--「タイピング数は確実に減少」「トータルでマイナス」
AI・未来予測
孫正義氏が警鐘「AIが人類の知性を超える時
2026/7/14 朝のITニュースまとめ
おはようございます!今朝も最新のITニュースから、皆さんが今日知っておくべきポイントを厳選してお届けします。
AIとビジネスの未来
AIは諸刃の剣?プロマネ力低下の懸念
AIツールの進化は業務効率化を大きく加速させていますが、その一方で、プロジェクトマネジメントにおける人間の思考力や判断力に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。AIへの過度な依存は、本質的な問題解決能力を低下させるリスクがあるとの警鐘が鳴らされています。
* ここがポイント:
* AIはあくまで支援ツールであり、最終的な意思決定やクリティカルな状況判断は人間の役割であることを常に意識する必要があります。
* AI活用によって得られる時間的余裕を、戦略的思考や対人コミュニケーションなど、AIには代替できない人間固有のスキル向上に充てることが重要です。
* 参照元:はてなブックマーク IT - AI使いすぎるとプロジェクトマネジメント力が低下する|すぅ | AI駆動PM
新技術・注目サービス
ボクセル東京で学ぶ、新感覚日本語学習アプリ「densha」登場
小説
奇面館の殺人(綾辻行人)感想
著者が前々から「館シリーズは十作で終わり」と語っているので、これが最終作の一つ前の作品となる。そんな九作目は前作「びっくり館~」、前々作「暗黒館~」ではあまり出番がなかった本作の探偵役である小説家鹿谷が久しぶりの活躍を見せることとなった。
作品紹介
やはり、このキャラクタが登場するしないで作品の印象がだいぶ変わるように思う。建築家・中村青司が各地に建てた奇妙な館、その館に魅了され数々の怪事件に関わってきたこの人なしでは「館シリーズ」は語れない。
見方によっては、シリーズのファンに一番近いのが、この男なのだから。さて、とりあえず内容紹介を見てみよう。例のごとく、Googleブックスから拝借。
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、“奇面の間”で勃発する血みどろの惨劇。発見された死体からは何故か、頭部と両手の指が消えていた!大人気「館」シリーズ、待望の最新作。
https://books.google.co.jp/books/about/奇面館の
蜃気楼の殺人(折原一)感想
作品紹介
叙述トリックを駆使した大どんでん返しのイメージが強く人によっては苦手に感じるであろう折原一の作品の中で、比較的作品に入りやすく書かれているのが、この「蜃気楼の殺人」だと思う。
あらすじについてはGoogleブックスの情報をそのまま載っけておきます。
銀婚式を迎えた野々村夫妻は、新婚旅行の想い出を辿るように、能登半島へと旅立った。だが夫は殺され、妻は行方をくらました。両親の足跡を追いかける娘の万里子は、25年前の二人が、もう一組の男女と接触していたことを知る。過去と現在とが錯綜する折原マジック。万里子が到達した、驚愕の真相とは。
https://books.google.co.jp/books/about/蜃気楼の殺人.html?id=uLV4AAAACAAJ&redir_esc=y
感想(少しネタバレあり)
私は「倒錯のロンド」など著者のらしさが全開に出ている作品をいくつか読んでいるが、この「蜃気楼の殺人」は良くあるトラベル・ミステリーに著者らしさを詰め込んだ作品という印象を受けた。
どのへんが折原一らしいかというと、トラベル・ミステリー
暗黒館の殺人(綾辻行人)感想
作品紹介
綾辻行人による長編シリーズ作品、通称「館シリーズ」の第七作目。シリーズで最もボリュームのある作品となっており、文庫本で購入するとなんと4冊に上る。
そんなわけでちょっと手を取りづらい部分もあるが、そんな一見冗長なページ数でも読者を退屈させないのが綾辻行人だ。私も読めるときに1日1冊づつ読み進めたけれど、全然面白く読むことができた。まあでもね、ちょっと重いっすねやっぱり。
あらすじについてはwikiをそのまま載っけておきます。
熊本県の山深くに、外界から隔絶された湖の小島に建つ浦登家の人々が住まう漆黒の館、暗黒館。大学生、中也は当主の息子・玄児に招かれる。そこで「ダリアの日」と呼ばれる奇妙な宴に参加するが、そこから殺人事件が続発していく。謎を追っていくうち、ダリアの宴の真実、恐るべき浦登家の秘密が明かされる…。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/暗黒館の殺人
感想(少しネタバレあり)
本音を言ってしまえば、私はミステリにせよ他のジャンルにせよ、500Pくらいに収めて欲しいと思っている。それは一度本を開いたら、そ
黒猫館の殺人(綾辻行人)感想
作品紹介
綾辻行人による長編シリーズ作品、通称「館シリーズ」の第六作目が本作「黒猫館の殺人」だ。記念すべき第一作目の「十角館の殺人」が1987年9月刊行となっており、本作は1991年9月刊行なので、この時点で4年続いているシリーズとなる。冷静に考えると一年に1.5冊のペースで出ているのか。すげえ。長編シリーズなんだよなあ。。
あらすじについてはwikiをそのまま載っけておきます。
1990年6月、稀譚社の編集者である江南孝明のもとに一通の郵便物が届く。差出人は鮎田冬馬。内容は「鹿谷先生とお会いし、お話をお聞きしたい」というものだった。鮎田から電話がかかり、話を聞くと2月に滞在していたホテルが大火災に会い、その影響で記憶喪失になっているという。現在は自身が書いたと思われる手記に書かれた名前しか知らない。鮎田は去年の9月まで「黒猫館」という家の管理人をしていたらしい。そしてその黒猫館を設計したのが中村青司だと聞き、江南は胸騒ぎを感じた。彼が設計した建物は数々の悲惨な事件が起こり、自身も数多くの友人を失ったり、事件に巻き込まれたりしたからである。
江南は友人で推理作家の
プリズム(貫井徳郎)感想
作品紹介
1999年に刊行され、後に「このミステリーがすごい!」や「本格ミステリ・ベスト10」にてランクインしているのが、本作「プリズム」である。
貫井作品の特徴は、読者に驚きを提供してくれるのはもちろんのこと、人間味溢れる登場人物が作り出したストーリーが面白く、そして悲しく……と、とにかく読者に訴えかけてくることにあると私は思う。
本作もその例に漏れず人物が良く描かれており、各人物の感情に惹かれるはずだ。
感想(少しネタバレあり)
この作品は4つの章で構成され、各章毎に異なる人物の目線で一つの事件を追っていくのだが、この各章における主人公というべきキャラクタたちの、事件への関わり方が実にいい。率直な印象として、どの人物も自分自身を第一に動いていると私は感じた。
事件が解決しようがしまいが関係ない、自分の知りたかったことだけ知ることができれば、自分の心が軽くなれば、という気持ちを抱えながら事件に向き合っているのである。
そのせいか、各人物たちが推理した結果辿り着いた犯人はなかなか個人的感情が入っているのがうかがえて面白く、実にリアルに見える。私も思わず「実
時計館の殺人(綾辻行人)感想
作品紹介
綾辻行人の館シリーズの5作目となる本作。
作品の舞台である「時計館」は、その名の通り数多くの高級時計と不思議な時計塔が置かれる奇妙な館だ。ある雑誌のオカルト企画という体で、出版社の人間と学生サークルの数名がこの時計館で過ごすこととなり、事件の幕が開ける。
感想(少しネタバレあり)
正直な所、館シリーズは総じて面白いのだが、シリーズを通して処女作『十角館の殺人』を超える作品はこれまでは無かったと個人的には思っていた。
が、今作は遂に処女作を超えたと思わせる作品であった。館シリーズはこれから「黒猫館~」「暗黒館~」と続くわけだか、5作目までの作品では『時計館の殺人』が一番面白いしと感じたし、良く練られている作品であると思う。
どの作品を評価するかは人によるだろうが、少なくともスケールの大きさではナンバーワンであろう。
600ページ超という著者のこれまでの作品の中でも過去最大のボリュームで語られる事件の顛末は圧巻のクオリティだ。
一度結末を迎えたかに見える事件を覆すのは綾辻氏の常套手段だが、今回のどんでん返しはこれまで以上に爽快であり、その爽快さを
倒錯のロンド(折原一)感想
作品紹介
めちゃめちゃ長いこと作家をやっており、「叙述トリックの名手」と謳われる折原一の代表作。
このジャンルのプロの傑作である、という点だけで紹介は充分だろう。
感想(少しネタバレあり)
折原一の作品らしい、どこかおどろおどろしくねっとりとした暗い作風は代表作である「倒錯のロンド」も変わらず。
作品にどれだけ熱中できるかを決めるポイントは色々あると思うが、この作品においては、メインの視点となる男の怒りと執念にあるだろう。男が怒る理由はきっと誰にだって理解できるほどシンプルなものであるため、読者が感情移入し易くなっているのもミソだと思う。
そうして読者を引き込んだ先にある最大の見所は、なんと言ってもクライマックス。認識していた事実がことごとく「倒錯」していく衝撃は、思わず思考を停止してしまう程強烈だ。
そこまで分厚い小説ではないので、休日で一気にラストまで読むのが良し!
倒錯のロンド 完成版 (講談社文庫) [ 折原 一 ]
ショップ: 楽天ブックス
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