小説– category –
-
人形館の殺人(綾辻行人)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 十角館、水車館、迷路館とこれまでシリーズ三作を読んできたが、今作人形館はこれらの作品とは毛色が違う印象。館シリーズはいづれもとっつきやすさみたいなものがあったが、今作はそうじゃないか... -
龍神の雨(道尾秀介)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【感想(少しネタバレあり)】 実を言うと、代表作『向日葵の咲かない夏』を読んだとき、面白さよりも気持ち悪さが上回ってしまい、以来道尾秀介の作品には悪いイメージが付いてしまっていた。 一度定着した印象... -
双頭の悪魔(有栖川有栖)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 まず、著者が書いた同シリーズ「月光ゲーム」「孤島パズル」を読んでいないと、正直マリアやらアリスやらと不思議な名前ばかりでやや状況が察しづらいかも知れないが、彼らは普通の人間であって別... -
メドゥサ、鏡をごらん(井上夢人)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 SF風味が強い著者だが、これは正しくホラー。作中の主人公の感じる違和感、不安が良く描かれており、精神的に疲弊し判断力が鈍ってゆく主人公同様に読者の混乱も誘う構成力は相変わらずだと感じた... -
密閉教室(法月綸太郎)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 タイトルに教室ついているとおり、ある学校で起きた生徒の怪死をその同級生である工藤順也を通して追っていくストーリーてい。作中のキャラクタ達からも、法月綸太郎の処女作という所からも年齢相... -
ねじれた家(アガサ・クリスティ)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 「そして誰もいなくなった」で有名なアガサクリスティの著書の中では、やや知名度的に劣る印象はあるものの、1949年の刊行から世界中で読まれている本作。 そして誰も~は王道的なクローズドサーク... -
水車館の殺人(綾辻行人)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 綾辻行人氏の通称「館シリーズ」の二作目となる本作。シチュエーションの細かいところはもちろん異なるものの、今作においても、前作「十角館の殺人」に続きクローズドサークルが基盤となっている... -
クリムゾンの迷宮(貴志祐介)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 今までミステリーばかり紹介してきたこのブログでは珍しく「ガチガチ」なホラー作品。思い返してみるとホラー的な作品は結構紹介しているような気もするが、基本はミステリーにカテゴライズされて... -
ダレカガナカニイル(井上夢人)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 著者が、徳山諄一とのコンビである岡嶋二人として『クラインの壺』を発表したのち、ソロデビューを果たしたのがこの作品だ。 いやにホラーテイストを感じるタイトルだが、少し読み始めるとこのタイ... -
仮面病棟(知念実希人)感想
取っ付きやすさ: トリック: ストーリー: 【作品紹介】 作家であり医師である知念実希人の医療ミステリー「病棟シリーズ」の1作目。2020年に映画化している作品なので、もしかするとそっちで知っている人のほうが多いかもしれない。 外科医の男「速水秀...