奇面館の殺人(綾辻行人)感想
著者が前々から「館シリーズは十作で終わり」と語っているので、これが最終作の一つ前の作品となる。そんな九作目は前作「びっくり館~」、前々作「暗黒館~」ではあまり出番がなかった本作の探偵役である小説家鹿谷が久しぶりの活躍を見せることとなった。
取っ付きやすさ:
トリック:
ストーリー:
[show_book_information isbn=9784062930833]
作品紹介
やはり、このキャラクタが登場するしないで作品の印象がだいぶ変わるように思う。建築家・中村青司が各地に建てた奇妙な館、その館に魅了され数々の怪事件に関わってきたこの人なしでは「館シリーズ」は語れない。
見方によっては、シリーズのファンに一番近いのが、この男なのだから。さて、とりあえず内容紹介を見てみよう。例のごとく、Googleブックスから拝借。
奇面館主人・影山逸史が主催する奇妙な集い。招待された客人たちは全員、館に伝わる“鍵の掛かる仮面”で顔を隠さねばならないのだ。季節外れの大雪で館が孤立する中、“奇面の間”で勃発する血みどろの惨劇。発見